年を重ねても元気で痛みのない生活を送りたいと思いませんか？
その解決策となるのが「介護予防」です。

高齢化社会が進む中で、今後も割合が増え続ける高齢者。身体的な老化現象は必ず起こり、誰にでも訪れ、避けられないものです。止める事は出来ません。しかしながら遅らせる事は出来ます。
運動器の病理変化は40歳代からすでに始まり、50歳代以降に顕在化してきます。この事態は高齢化社会となり明らかになった新しい課題です。骨や関節、筋肉などが衰え、歩行や立ち座りの日常生活に障害をきたしている方はたくさんおります。また、それらによって生じる転倒、骨折や変形性関節症などの運動器疾患は要介護状態となる原因の常に上位にあります。自立度の低下や寝たきりなどの要支援、要介護状態は健康寿命の最大の敵となります。

近年では平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばし不健康期間を減らすことが重要であると考えられております。そのためには早い時期から健康な生活習慣を確立し、「からだのメンテナンス」「健康増進」という一次予防の考えを持って生活する事が大切な時代になってきました。定期的な運動器のメンテナンスを行いながら大切に使い続ける必要があります。

可能な限り介護を必要とせず自立した生活を送れるよう早期の予防が不可欠です。介護予防を適切に行っていれば、高齢になっても自分の足でしっかりと歩くことが出来ます。
家族や友人との旅行や買い物、趣味活動など自分がやりたい事をやりたい時に行える…それはとても大事なことと考えております。自分のみならず、あなたの大切な家族や友人などのためにも自分の足で立ち、歩き、自立した生活を送りましょう。